バトンペダルが「危険を察知したあと、より早く車を停止させること」ができる理由

警察庁によると2019年の交通事故発生件数は38万1,237件。うち死亡事故件数は3,133件でした。

近年いずれの数値も減少傾向が続いてはいますが件数としては依然として多く、決して他人事とは言えません。

では、交通事故になりそうな場面で事故を防ぐにはどのようにしたらいいのでしょうか?

もちろん障害物(人・車など)にぶつからないようにハンドル操作にて回避する方法もあるでしょうが、最も重要なのは「危険を察知したあと、より早く車を停止させること」です。

「車は急に止まれない!」との有名な標語もあるように、走行中の車は危険を察知(認知)してから完全に車が停止するまでには、一定の距離を必要とします。いわゆる「停止距離」です。

その停止距離は空走距離と制動距離に分けられます。

停止距離図解
停止距離図解

この停止距離を短くすればするほど「衝突」「追突」などの事故を防ぐことができるのです。

バトンペダルでは「ペダルの踏み替え」が要らない分「空走距離を大幅にカット」でき、結果として停止距離が短縮化され「衝突事故」や「追突事故」の防止や被害を最小限に抑えることができるのです。

ちなみに時速50㎞/hで走行中の車の場合、空走時間を1秒と仮定すると空走距離は11.1mです。
空走距離の占める重要性がご理解いただけたでしょうか?

空走距離を短縮するバトンブレーキは高齢者だけでなく全てのドライバーを守ります。

自動車の停止距離と速度の関係

 

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